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IBM SPSS Categories

カテゴリカルデータの分析手法を提供するSPSSオプション

IBM SPSS Categories オプションは、多次元尺度法最適尺度法コレスポンデンス分析などの先進的なカテゴリカルデータ分析手法を提供します。複雑なデータ構造を視覚化し、変数間の関係を探索することで、データの洞察を得やすくします。

IBM SPSS Categories オプションの主要な機能

カテゴリー回帰分析 (CATREG)
categorical regression
カテゴリーに数値を割り当てることによってカテゴリー・データを数量化します。 これにより、変換後の変数の最適な線型回帰方程式が作成されます。
カテゴリー主成分分析 (CATPCA)
categorical principal components analysis
カテゴリカルデータの次元を削減し、データの主要な構造を視覚化する手法です。異なる尺度レベル(名義、順序、間隔)を持つ変数を扱えるため、複雑なデータセットでのパターン発見や変数間の関係分析に適しています。
非線型正準相関分析 (OVERALS)
Nonlinear Canonical Correlation Analysis
非線型正準相関分析は、最適尺度法によるカテゴリー正準相関分析に相当します。この手法は、非線型な関係を持つ複数の変数セット間の相関を分析するために使用されます。
コレスポンデンス分析
Correspondence Analysis
コレスポンデンス分析(対応分析)は、カテゴリカルデータの関係を視覚的に表現するための多変量解析手法です。クロス集計表に基づいて、行と列のカテゴリ間の関連性を低次元の空間に縮約し、二次元のグラフとして表示します。これにより、複雑なデータ内のパターンや関連性を視覚的に把握しやすくなり、データ間の潜在的な関係性を明らかにするのに役立ちます。
多次元尺度法 (PROXSCAL)
Multidimensional Scaling
多次元尺度法(MDS)は、複数のオブジェクト間の類似度や距離を基に、それらを視覚的に配置するための統計手法です。MDSは、データ間の関係を低次元の空間に縮約し、オブジェクト間の相対的な位置をグラフ上に表現します。これにより、複雑なデータセットのパターンや構造を視覚的に把握しやすくなります。
オプションを後から追加できますか?

基本となる Base をお持ちであれば、後から Exact Tests や Missing Values などのオプションを追加することができます。推奨パックや Standard などのパッケージ構成に追加することも可能です。ただし、お持ちのバージョンが古い場合は、バージョンアップが必要になる場合があります。

オプション追加の際は再インストールになりますか?

既に使用されているSPSSに後からオプション製品を追加する場合は、対応する認証コードによる追加認証が必要なだけであり、SPSS自体の再インストールは必要ありません。

SPSS Categoriesを含む推奨構成

Categories オプションは、ProfessionalまたはPremium構成に含まれています。推奨構成などに後から個別で追加することも可能です。

推奨パックA 推奨パックB 推奨パックC Standard Professional Premium
Base
Advanced Statistics
Regression
Custom Tables
Exact Tests
Decision Trees
Missing Values
Categories
Forecasting
Direct Marketing
Neural Networks
Complex Samples
Conjoint
Amos Add-on Add-on Add-on Add-on Add-on

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