IBM SPSS Statistics製品情報
IBM SPSS 統計解析ソフト – SPSS Statistics
SPSSとは
IBM SPSSは、50年以上に渡って信頼を重ねてきた、全世界で28万人以上が利用する統計分析ソフトです。プログラミング不要の直感的な操作画面により、初心者からプロフェッショナルまで誰でも簡単に本格的なデータ分析を始められ、信頼の実績で、学術研究やビジネスなど多くの分野で幅広く活用できます。

SPSSが提供する主な機能
アンケートやExcelなど手元のデータをすぐに取り込み、多彩な統計手法で結果を自動でグラフや表に出力。データ入力・記述統計・グラフ作成・統計検定・多変量解析まで、幅広い統計分析をカバーします。目的に応じたオプション製品で更に高度な分析が可能です。
SPSS Statistics の製品オプション
SPSS Statisticsの基本機能を持つBaseにさまざまなオプション製品を追加し、用途に合わせた高度な統計分析が可能に。オプションを組合せた選びやすい推奨パックのほか、Standard等のバンドル製品も人気です。
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Base
SPSSの必須基本ソフト - IBM SPSS Statisticsの基本となるGUIベースの統計分析ソフト
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Advanced Statistics
高度な統計分析を簡単に実行 - 反復測定や生存時間分析、混合効果モデルなどを追加
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Regression
回帰分析を強化 - ロジスティック回帰、非線形回帰、傾向スコア分析などを追加
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Custom Tables
柔軟な集計機能を追加 - 層別や段組みなどより複雑な集計表をマウス操作で作成
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Exact Tests
小サンプルでの正確検定 - r×cクロス集計表へのFisherの正確確率検定の拡張
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Missing Values
欠損値の多重代入 - 欠損値の分析、多重代入法や代入データの分析
- Baseだけでどの分析手法が使えますか?
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データ入力、Excel読込み、データ加工機能、記述統計量、グラフの作成と編集、出力のエクスポート等の基本機能に加え、回帰分析、因子分析、クラスター分析、クロス集計表、t検定、一元配置分散分析、ノンパラメトリック検定、ROC曲線などが実行できます。
Base のみでできない例として、ロジスティック回帰分析(Regression)、生存分析(Advanced Statistics)、コレスポンデンス分析(Categories)、ディシジョンツリー(Decision Trees)、欠損値の多重代入法(Missing Values)などが挙げられます。
IBM SPSS Statistics Base の機能
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/stats-base
- オプションを後から追加できますか?
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基本となる Base をお持ちで同じ契約形態であれば、後から Exact Tests や Missing Values などのオプションを追加することができます。推奨パックや Standard などのパッケージ構成に追加することも可能です。ただし、お持ちのバージョンが古い場合は、新規購入が必要な場合があります。また、販売代理店独自の形態の場合、購入した代理店からしかオプション追加ができなくなる場合がありますのでご注意ください。
- SPSS製品を購入したいのですが手続きを教えてください
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Webフォームからお見積もりをご依頼ください。内容に応じてお値引きを反映したお見積書を作成させていただき、E-Mailでご案内させていただきます。お見積りから納品、お支払の流れは以下をご参考ください。
SPSS 推奨構成パッケージ
お得なパッケージ価格で基本統計分析から高度な分析手法まで、SPSSの人気オプションを組合せて提供。線形回帰、因子分析、クラスター分析からロジスティック回帰、反復測定分散分析などが可能に。
推奨パックC

- 推奨パックの方が価格が安くなるのでしょうか?
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はい、推奨パックは個別にオプションを購入するよりもお得な価格設定になっています。
- 推奨パックは年間ライセンスでも利用可能でしょうか?
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はい、永久と年間の両方で利用可能です。
- 推奨パックの中身を変えることはできますか?
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推奨パックの構成を変えることはできませんが、オプションを追加することは可能です。例えば、推奨パックAにDecision TreesやExact Tests等を自由に選択追加できます。詳しい構成や価格はお気軽にお見積りをご依頼ください。
お得で安心な保守サービス付帯
初年度は保守サービスが付帯し、最新版SPSSのアップグレードと専門的なテクニカルサポートを無料で受けられます。OSのバージョンアップの際も無料で対応でき、安定してSPSSを利用できます。次年度の保守サービスが失効しても、SPSSライセンスは継続して使用できます。

- 保守なしライセンスとどちらがお得ですか。
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保守なしライセンスは、将来的なSPSSやOSのバージョンアップの際は別途有償となり結果として割高になる場合が少なくありません。保守ありライセンスは、少なくとも初年度は最新版へのアップグレードが無料で受けられるため、継続的な利用を考えるとお得です。導入時コストと継続的な利用コストを比較してご検討ください。
- 保守サービスを停止するとSPSSを使用できなくなるのでしょうか。
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いいえ、SPSSは継続して使用できます。保守サービスの停止により最新版への無償アップグレードとIBMテクニカルサポートを利用できなくなりますが、ライセンスには影響がありませんので、現在ご利用中のバージョンのSPSSは継続して使用できます。
- 保守を停止した後、SPSSをバージョンアップしたい場合はどうなりますか。
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あらためて、保守サービス (ソフトウェア・サブスクリプション&サポート) を再開することで最新版へのバージョンアップができます。再開の費用はライセンスの約60%が目安です。条件によっては、新しいライセンスを追加購入する方が内容面や費用面でメリットがある場合がありますので、お気軽にお問合せください。
SPSS 2つのライセンス形態
SPSSのライセンスには、個別に割り当てられる標準的な「Authorized」(オーソライズド)と、複数人での共有が可能な「Concurrent」(コンカレント)の2つのタイプがあります。
Authorized

Concurrent

- 自分1人が使用するだけですが、Authorizedで良いでしょうか。
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はい。1ユーザーのみでのご使用の場合は、標準のAuthorizedライセンスです。法人や部署単位で、特に3名様以上の複数ユーザーでのご使用の場合は、Concurrentライセンスが選択肢にあがります。
- PCの入替後、SPSS製品の再インストールは可能でしょうか?
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認証履歴取り消し申請により可能です。概要は以下URLをご確認ください。
SPSS製品の再インストールと再認証 https://www.stats-guild.com/ibm-spss/faq-111101
- 学生版のSPSSはありますか?
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Grad Pack と呼ばれる学生版ライセンスがあります。学生専用の期限付ライセンスですので、教職員の方は利用できません。
IBM SPSS Grad Pack
https://www.stats-guild.com/ibm-spss/ibm-spss-grad-pack
低コストで柔軟な年間ライセンス
SPSSには、使用期限の定めのない永久ライセンスと、使用期限が設定された年間ライセンスがあります。Authorized および Concurrent の両方の形態で提供可能で、12か月間の保守サービスが付帯します。

永久ライセンス
使用期限のない買い切り型のライセンスです。購入時バージョンでの動作保証環境で永続的に使用可能です。ただし、WindowsやmacOSなどOS側のアップグレードに対応するためには、別途SPSSのバージョンアップが必要です。保守サービスがない場合、バージョンアップには別途費用がかかります。
年間ライセンス
12か月間の使用期限があるSPSSです。永久より低コストで導入でき、研究費やプロジェクト費などの期間限定の予算にも適しています。保守サービスが付帯しているため、期間中は追加費用なしで最新のSPSSを利用できます。- 永久から年間に途中で切り替えるなどはできますか?
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残念ながら、後から永久と年間の切り替えはできません。永久ライセンスをお持ちの場合は、新規に年間ライセンスを購入する形になります。
- OSをバージョンアップしたところ永久ライセンスのSPSSを起動できなくなりました
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永久ライセンスはSPSS購入時のバージョンでの動作保証環境でのみ永続的にご利用いただけます。バージョンアップしたOS環境でSPSSを継続して利用するには、別途SPSSのバージョンアップが必要です。
SPSSのライセンス価格
SPSSの価格は、3つの料金レベルがあります。また、ライセンス形態やオプション製品の組合せ、永久ライセンスと年間ライセンスの違い等によって価格が異なります。ニーズや用途、ご予算等に応じて最適なライセンスをご提案いたしますのでお気軽にご相談ください。
- お値引きはどの程度可能ですか?
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お見積りの際には、お客様のご予算や導入規模、ライセンス形態、オプション製品の組合せ、お取引実績等を考慮し、最適な価格をご提案いたします。特に教育機関向けの価格は大幅に割引されていますので、お気軽にお問合せください。
- 保守サービスの価格を教えてください。
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初年度の保守サービスは無料です。次年度の保守サービス料金は、ライセンス価格の約20%が目安です。次年度の保守を継続するかどうかは任意です。
SPSSの使い方を学べるオンライン講座
導入後スムーズに分析を始められるよう入門編・初級編・中級編などのオンライン講座を用意しており、契約内容によっては無料で全コースを受講可能です。動画とテキストブックで分析方法やSPSSの使い方を学習できるオンライン講座やナレッジサービスなど、さまざまな支援サービスを利用できます。

SPSS の購入方法
WEBフォームからお見積書をお申込みください。注文書を兼ねたお値引き後のお見積書をご案内します。ご署名の記入後ご返送で発注となり、SPSSの納品手続が開始します。

お問合せ
SPSS製品のご購入・ご導入についてご不明な点等につきましてはお気軽にご相談ください。
スタッツギルド株式会社
SPSSセールス&マーケティング部