SPSS製品のバージョンアップ方法
IBM SPSS 製品のバージョンアップは、ライセンス購入時のご契約形態によりお手続きが異なります。「パスポート・アドバンテージ1)(PA)製品」の場合は、初年度12か月間のIBMメーカー保守サポートが無償で付属するため、期間内は無償バージョンアップが可能です。PA製品は対象バージョンの制限が無く、保守を停止された場合でも、保守サービスを改めてご購入頂く事で、最新版2)が利用できます。
- 1)IBMソフトウェアの標準プラットフォーム
- 2)2024年9月30日時点でのIBM SPSS Statistics 最新版:「30」
- 保守あり(IBM 保守/PA)のお客様
- 最新版への無償バージョンアップ対象です。保守失効の場合は、保守を再開することでバージョンアップ可能です。
- 保守あり(販売店独自)のお客様
- 販売店によって、バージョンアップ可否やサポート内容が異なります。詳細はご購入時の販売店にお問合せください。
- 保守なしのお客様
- 別途アップグレード費用が必要です。バージョンアップ可否、その他の詳細はご購入時の販売店にお問合せください。
IBM SPSS 保守契約別 バージョンアップ対応表
保守契約 | 保守あり IBM 保守(PA) | 保守あり 販売店独自 |
保守なし | ||
---|---|---|---|---|---|
初年度 | 継続更新 | 更新停止 | |||
無償バージョンアップ | 〇 | 〇 | ●3) | 販売店へ要確認 | × |
費用 | 0円4) | 継続保守費用5) | 新規保守費用6) | アップグレード費用7) | |
対象バージョン | 制限なし | 3世代前まで8) | |||
テクニカルサポート | IBM社(メーカー) | なし | |||
保守サービス提供元 | IBM社(メーカー) | 各販売店 | なし | ||
|
- 保守なしのSPSSに後から保守を付けることはできますか?
-
保守なしで購入したSPSSライセンスに後から保守サービスを追加することはできません。保守サービスによるバージョンアップやサポートをご希望の場合は、初年度保守が付属する新規ライセンスをご検討ください。
- 保守サービスが切れるとライセンスの継続使用にも費用がかかりますか?
-
保守サービスの失効により、SPSSの永久ライセンスが使用できなくなることはありません。SPSSは追加費用なしで継続して使用できます。なお、年間ライセンスの場合は、1年ごとにライセンスの再購入が必要です。
IBM 保守(PA)のメリット
初年度12か月の無償バージョンアップ権とIBMテクニカルサポートで、SPSS 導入後がより安心。SPSS 購入直後に最新versionがリリースされても追加費用なしでバージョンアップできます。
- IBM ソフトウェア標準プラットフォーム
- 初年度12か月保守無料
- 保守期間内のバージョンアップ無料
- IBM テクニカルサポート無料
- 同一組織内の別ユーザーに利用者変更可能
- ライセンス管理者変更可能
- 次年度以降の継続保守任意
- 保守失効後の保守再開可能
- 販売代理店の変更可能
SPSS バージョンアップの流れ
パスポート・アドバンテージ(PA)によるSPSS 製品は、以下手順によりお客様ご自身でバージョンアップのお手続きが可能です。
お手続き手順
- 「IBM SPSS License Key Center」より、「最新Verのライセンスコード」を発行
- 「パスポート・アドバンテージ・オンライン」より、「最新Verのインストールプログラム」をダウンロード
- 「2」のプログラムから最新VerをPCにインストール
- 「1」のライセンスコードにてライセンス認証
スタッツギルドよりSPSSをご購入されているお客様には、新バージョン情報をご案内すると共に、バージョンアップの手順をガイドさせていただいております。ご不明な点はライセンスご購入時の担当営業にお問合せください。
保守なしの古いバージョンのSPSS
保守なしで3世代前以上のSPSSは、残念ながらバージョンアップ対象外となります。また、後から保守を追加することはできません。最新版のSPSS は新規ライセンスをご検討ください。